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甦る鉱山都市の記憶:佐渡金山を世界遺産に

¥1,980 税込

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2014/10/06
ISBN: 978-4-907083-17-5

内容紹介
世界最大規模、最長の歴史をもつ金山、その知られざる歴史と農場なる文化──今昔物語集の時代から黄金を生み出してきた島、佐渡。この世界的にも稀有な鉱山都市の歴史と人々の営みを、鉱山史、考古学、都市論、文化・芸術・地域創造など、さまざまな分野から検証する。豪華な執筆陣が、世界遺産にふさわしい「顕著で普遍的な価値」を明らかにした一冊。
目次
巻頭言 佐渡のこころ│岩槻邦男
序章  佐渡鉱山の歴史│宇佐美 亮

第一章 佐渡金山の概要
日本の鉱山研究と佐渡金銀山遺跡│萩原三雄
今に残る佐渡鉱山の遺産群│宇佐美 亮

第二章 座談会
「甦る鉱山都市の記憶 ── 佐渡金山を世界遺産に」
│五十嵐敬喜+岩槻邦男+西村幸夫+萩原三雄+松浦晃一郎

第三章 佐渡の文化と人々のくらし
知られざる佐渡文化の輝き│余湖明彦
〈鉱山絵巻〉が語る佐渡金山│渡部浩二

第四章 世界遺産登録へ向けて
鉱山都市の新たな「堂々たる秩序」│五十嵐敬喜
世界遺産登録をめざす地域の取り組み│北村 亮
総論 佐渡金山、その顕著で普遍的な価値│西村幸夫
著者略歴
西村幸夫【著】

1952 年、福岡市生まれ。東京大学教授。日本イコモス国内委員会委員長、文化庁文化審議会委員、同世界遺産特別委員会委員長。専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画。『西村幸夫 風景論ノート』(鹿島出版会)、『都市保全計画』(東大出版会)など著書多数。
岩槻邦男【著】

1934 年兵庫県生まれ。兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、東京大学名誉教授。世界自然遺産候補地の考え方に係る懇談会座長。日本人の自然観にもとづく地球の持続性の確立に向けて積極的に発言している。94 年日本学士院エジンバラ公賞受賞。2007年文化功労者。
五十嵐敬喜【著】

1944年山形県生まれ。日本景観学会会長、弁護士。専門は都市政策、立法学、公共事業論。法政大学教授、内閣官房参与などを経て2014年4月より現職。近年、災害復興の切り札として注目される制度的、思想的概念「現代総有論」を提唱。
松浦晃一郎【著】

1937年山口県出身。外務省入省後、経済協力局長、北米局長、外務審議官を経て94 年より駐仏大使。98 年世界遺産委員会議長、99 年にはアジアから初のユネスコ事務局長に就任。著書に『世界遺産─ユネスコ事務局長は訴える』(講談社)、『国際人のすすめ』(静山社)など。
萩原三雄【著】

1947年 山梨県生まれ。帝京大学大学院教授。帝京大学文化財研究所所長、佐渡金銀山調査指導に関する専門家会議委員。専門は中世考古学・鉱山史。編著書に『日本の金銀山遺跡』(高志書院)、『中世城館の考古学』(高志書院)など多数。
宇佐美亮【著】

1975年埼玉県生まれ。佐渡市世界遺産推進課調査係主任。東海大学文学部史学科考古学専攻卒。佐和田町教育委員会生涯学習課を経て、2005年より佐渡金銀山遺跡の調査に携わり、2009年より現職。
余湖明彦【著】

1964年新潟県生まれ。新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室副参事。佐渡高等学校教諭、新潟県教育庁高等学校教育課指導主事、新潟県立文書館副館長などを経て、2013年より現職。専門は日本近世史。
渡部浩二【著】

1970年山形県生まれ。新潟県立歴史博物館主任研究員。主な論文に「佐渡金銀山絵巻の変遷・分類と絵師」(『佐渡金銀山絵巻 絵巻が語る鉱山史』同成社)など。
北村亮【著】

1956年新潟県生まれ。新潟県教育庁文化行政課世界遺産登録推進室長。県教育庁文化行政課埋蔵文化財係長、佐渡市世界遺産推進課長、新潟県埋蔵文化財調査事業団調査課長などを経て、2013年より現職。専門は日本考古学。

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