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世界は映画でできている

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2021/03/25
ISBN: 978-4-908523-28-1

内容紹介
映画は誕生のときから〈世界へ開いた窓〉と呼ばれていました。彼方にある世界を覗き見るためのツールとして、重宝されてきたのです……。この本でとりあげた国・地域は、南北アメリカから、ヨーロッパ、アジアまで広範囲に及びます。映画はハリウッドだけでなく、それぞれの国・地域の特性と混ざり合い、独自の文化を発展させていきました。そんな世界の映画文化に触れられるのも、本書の魅力。
目次
【本書の内容から】
イントロダクション
 …柿沼岳志 映画を見ているのは誰か  
フランス
 …ヤニック・ドゥプラド リュミエール、占領下の映画、
  ヌーヴェルヴァーグ
イタリア
 …石田聖子 『自転車泥棒』という愛と哀の映画
ドイツ
 …白井史人 「映画の音」と沈黙のざわめき、
  『ゴジラ』と『最後の人』
アメリカ
 …小川真理子 「夢の工場」と「希望の映画」
スペイン、ラテンアメリカ
 …野谷文昭 過激な歴史、孤高の監督、多彩な名作
ロシア・ソ連・東欧
 …沼野充義 エイゼンシュテイン、タルコフスキー、
  歴史とわたりあった百年
中国・香港・台湾
 …藤井省三 中国系三大映画圏、それぞれの現代史

✇イギリス映画 弱者への優しいまなざし=ムーディ美穂  
✇日本映画 『羅生門』と「藪の中」=ライアン・モリソン  
✇イスラム圏の映画 『東京ノ回教徒』=松山洋平  
✇北欧映画 「ベルイマンの神」=亀山郁夫  
✇インド映画 多言語とボリウッド=B・R・カンデル  
✇東欧映画 「ポーランド派」とアンジェイ・ワイダ゠沼野充義
著者略歴
石田 聖子【編集】

博士(演劇映画学、学術)。専門はイタリア文学・文化、映画学。共著『イタリア文化 55のキーワード』(ミネルヴァ書房)、論文「ピノッキオの身体をめぐって―〈ピノッキアーテ〉と視覚文化」(『イタリア学会誌』69号)など。
白井 史人【編集】

博士(学術)。専門は音楽学、表象文化論、映画の音楽。共著『貴志康一と音楽の近代』(青弓社)、論文「シェーンベルク《映画の一場面のための伴奏音楽》の作曲過程とその背景」(『音楽学』61巻)など。

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