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言葉と衣服

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ISBN: 978-4-908251-13-9

内容紹介
私たちは生まれてからずっと、衣服とともに生活している。
それなのに、衣服を語る言葉が貧しいのはなぜだろう。
あいまいな用語が流通するファッションの世界に向き合い、
本書は「言葉の定義=批評のためのインフラ整備」を試みる。
ファッションをめぐる新たな思考が、この本からはじまる。

目次
はじめに
ファッションの定義/衣服について思考すること/なぜヒトは衣服を着はじめたのか/ファッション研究の現在/ファッションの三つの様態

第一章 ファッションデザインとは何か
ファッションとファッションデザイン/デザイン=外観なのか/デザインの方法論/ブランドのデザイン/システムのデザイン/二つの差異化/モノのデザイン

第二章 スタイルと装飾
シルエットで語られる歴史/様式と文体/衣服と言語の類似性/配置と構成/機能的な装飾

第三章 モダニズム再考
モダニズムとは装飾の排除なのか/ミニマリズム——反復と差異/美術におけるモダニズム——ジャンルの固有性/ボードレールとモダニティ/コム・デ・ギャルソンはアヴァンギャルドか?

第四章 衣服と身体
衣服をめぐるトラブル/第一の衣服としての身体/パレルゴンとしての衣服/潜在的身体としての衣服

おわりに

あとがき

著者略歴
蘆田 裕史【著】
1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーターなどを経て、現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部准教授、副学長。専門はファッション論。共著に『ファッションは語りはじめた――現代日本のファッション批評』(フィルムアート社、2011年)など、訳書にマリオ・ペルニオーラ『無機的なもののセックス・アピール』(共訳、平凡社、2012年)、アニェス・ロカモラ&アネケ・スメリク編『ファッションと哲学――16人の思想家から学ぶファッション論入門』(監訳、フィルムアート社、2018年)などがある。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集委員、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。

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