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明るいトランスジェンダー生活

¥1,980 税込

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ISBN: 978-4-901510-27-1

内容紹介
 からだは男、こころは女、性同一性障害の著者が、自分の居場所や生き方をゼロから築き上げてきた半生を綴る、知恵と勇気とユーモア溢れる物語。
 現代に生きづらさを感じるすべての人々を元気づけ、ときにフッと微笑ませる。

目次
前 夜 崩壊する時代—男として生きた最後の日々
激震の大地/神戸炎上/生徒数奪回作戦/幼児教室の賭け/波動拳の怒り/北斗星、走る果て/裏切りの白い雲/雨中の逃亡者/秋桜に君と

第1章 再生へのスタートライン
お台場と出版企画書/飯田橋と三日月/春雨と女子更衣室/引っ越しと愛人疑惑/お花見と給料袋/

第2章 きっと忘れない
性同一性障害がオモシロくなった日/情報誌編集会議、出会いの7月/満咲誕生、出産の日/出版、そして生まれ変わる夏/鳥取への道/講演デビューの聖夜/千年紀の春、女どうしの友情

第3章 新世紀の挑戦
水着でプール!/姉にカミングアウト!/さらば秘密基地!/めざせセンター職員!/恩師にカミングアウト!/親子三人温泉旅行!/肉体改造の朝!

第4章 佐倉先生の謎
佐倉先生は独身?/佐倉先生は子持ち?/佐倉先生は女子大生?/佐倉先生は・・・・・男!?

第5章 制度という名の障壁をこえる
郵便貯金の口座を作るには/税務署で確定申告をするには/健康保険証をもって医者に行くには/親戚のお葬式に出るには/投票整理券をもって選挙に行くには/市役所に届け出るだけで名前を変えるには/パスポートでレンタル会員になるには/運転免許書センターとケンカするには/保育園で「お母さん」と呼ばれるには

第6章 女子大生になる日
同窓会報の春/「女どうし」の再会/さよなら佐倉理美/台湾、女一人旅/女子大受験計画/阪大入試、千里丘陵の秋/性別二元論の逆襲/さくらの花の咲く午後

著者略歴
佐倉 智美【著】
1964年、関西に生まれる。幼いころより自分の「男」という性別に違和感を覚える。大阪府立の高校をへて、1988年、関西の私立大学・文学部社会学科を卒業。その後、高校の社会科講師、塾講師などを務めつつ、社会における性別役割分業・性差別、そして性別そのものへの疑問をつのらせる。1997年、自らの性同一性障害"を確信。自分らしく生きることを求め、社会的・文化的性別を「女」へと転換。インターネット上にホームページを開設し、また執筆・講演活動なども通じて、積極的に情報発信中。
著書に『性同一性障害はオモシロイ』(現代書館1999)、『女が少年だったころ』(作品社 2002)、『女子高生になれなかった少年』(青弓社 2003)。共著では『性を再考する』(青弓社 2003)など。
講演・講義は、三重大学「性の多様性概論」(平成14年度)、日本女性会議2003大津をはじめ、各種市民セミナーなどや、学校教職員・自治体職員の研修など多数。2003年4月より、大阪大学大学院人間科学研究科生。
2004年6月より(ジェンダーバイアスフリーな社会をめざした各種活動)NPO法人「SEAN」理事。

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