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山口昌男の手紙

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ISBN: 978-4-901510-54-7

内容紹介
 抜群の行動力と旺盛な好奇心で世界中を駆け巡り、知的挑発者として20世紀後半の人文学や芸術に決定的な影響を及ぼした稀代のトリックスター、山口昌男。
 編集者として40年にわたり濃密に交流した著者が、その光と陰を、80余通の手紙と回想で綴る。

目次
はじめに

第1章 最初のフィールドから 第1信‐第14信

第2章 飛躍の階梯 第15信‐第31信

第3章 表舞台への登場 第32信‐第43信

第4章 新大陸での冒険 第44信‐第60信

第5章 世界を股にかけた知的放浪 第61信‐第81信

第6章 知の祝祭のゆくえ 第82信‐第84信

終 章 遠ざかる軌跡 とらえ難きヘルメスの往還

手紙一覧

あとがき

人名索引

著者略歴
大塚 信一【著】
1939年、東京に生まれる。63年、国際基督教大学卒業。同年、株式会社岩波書店入社。雑誌『思想』編集部をスタートに、岩波新書(青版・黄版)、「岩波現代選書」「叢書・文化の現在」「新講座・哲学」「河合隼雄著作集」など数々のシリーズ・講座・著作集を世に送る。また84年、編集長として季刊誌『へるめす』(編集同人:磯崎新、大江健三郎、大岡信、武満徹、中村雄二郎、山口昌男)を創刊、海外の著者・出版人にも幅広いネットワークをもち、20世紀後半の人文書繚乱の時代を創出する。90年、編集担当取締役、96年、代表取締役専務(社長代行)、97年〜2003年、代表取締役社長。現在、つくば伝統民家研究会(古民家再生コンサルティング、古材等販売)代表、社会福祉法人日本点字図書館理事、東アジア出版人会議理事。著書に『理想の出版を求めて‐一編集者の回想1963-2003』(トランスビュー)がある。

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