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ISBN: 978-4-7987-0110-3
内容紹介
母親の最期を養女のKに看取らせた私は、恐ろしいたくらみを持って接してくるKを避けることができない。今はカメラマンになっている彼女は私を砂漠に誘い出し、油断させて私を捨て去る。読む者の内側にせり上がる恐怖。
著者略歴
崔允【著】
1953 年、ソウル生まれ。西江大学卒業後、プロバンス大学で博士号取得。78 年に評論で文壇に登場し、88 年に発表した小説「彼方で音もなくひとひらの花びらが散り」が高く評価され本格的な創作活動に入る。抑制のきいた美しい文体と観念的なテーマで多くの読者を得ている。小説集『ささやき、ささやき』『十三種類の名の花の香り』、長編『君はもはや君ではない』『冬、アトランティス』『マネキン』、散文集『はにかむアウトサイダーの告白』など。東仁文学賞、李箱文学賞、大山文学賞などを受賞。文芸評論、韓国文学の仏訳でも名高い。現在、西江大学フランス文化学科教授。
吉川 凪【翻訳】
大阪生まれ。新聞社勤務を経てソウルの延世大学語学堂に留学の後、仁荷大学国文科大学院で博士号取得。日本と韓国の近代文学に関する論文を執筆。現在は翻訳業のかたわら複数の大学で非常勤講師を務めている。著書『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』(土曜美術社)、訳書『ねこぐち村のこどもたち』(廣済堂)など。
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